海洋エネルギー

世間では太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーがにわかに注目を浴びておりますが、波力や潮力などのマリンエネルギーに関しては、比較的話題にのぼることが少ないのが実情です。しかし、海洋が生み出すエネルギーには、はかりしれないポテンシャルが秘められていることもまた事実です。

九州大学の研究によれば、日本の海峡と黒潮を合わせたエネルギー賦存量は、年間210TWhと試算されており、これは、日本の年間電力消費量1000TWhの20%を越える量に匹敵します。(参考:「日本の海洋エネルギー賦存量」)

数ある再生可能エネルギーの中において、海洋(河川も含む)エネルギーと地中深くに眠るマグマが生み出す地熱エネルギーは、原子力や石炭などの化石燃料に代替可能なエネルギー源として有望です。特に潮力エネルギーは、風力やソーラと異なり、エネルギー供給量をかなり正確に予測することが可能なため、ベースエネルギー供給源としての役割を担うことが期待されます。

このように、供給量の予測が可能で、ベースロードとなり得る再生可能エネルギーは、市場においても、将来的に莫大なポテンシャルを秘めていることは、想像に難くありません。

こうした理由から、海流、潮流、河川流を活用した再生可能エネルギーシステムへの注目度が、世界的に高まりつつあります。

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